Koji Morimoto (4/4)
今でも、たびたび仕事場の机の下で寝泊まりすることもあるという...
Koji Morimoto 森本晃司 (映像作家/演出家)
ジャパニーズテクノの先駆者ケンイシイとコラボした伝説的なPV「EXTRA」が世界を席巻してから早20年。今も国籍や年代を問わず熱狂的なファンを持つ森本晃司の素顔は、その作風と同じようにどこか謎に包まれている。浮遊する子供、路地裏のノイズ、そして、狂気と笑顔の狭間に訪れる一瞬の永遠。森本ワールドに散りばめられた暗号の意味とは?
Yoshitaka Amano 天野喜孝 (アーティスト)
2009年夏。サンフランシスコで催された天野喜孝の個展「DEVA LOKA USA」は、これまでになく鮮烈な色彩に溢れ、無限の生命力が弾け出るような天地創造の瞬間を大胆に描いて観るものを圧倒した。あれから三年。 最新作「DEVA ZAN」では、ほかの誰にも描けない神話の世界に挑むという。彼だけに見えている ファンタジーの真実をこっそり覗いてみよう。
Katsuhito Ishii 石井克人 (映画監督)
映画「Kill Bill」では殺し屋オーレンの壮絶な過去を描いたアニメで観客の度肝を抜き、原作を手がけたSFアニメ「REDLINE」では限界突破のスピードで宇宙一ヒップなカーレースを、そして監督作「スマグラー」では残酷すぎて美しい地獄絵図を完成させた石井克人。名作「茶の味」のように柔和な素顔からは想像できない隠れた激情の源に迫る。
Dice Tsutsumi 堤大介 (アートディレクター)
「アイスエイジ」「ロボッツ」など3Dアニメーション映画のコンセプトデザインを手がけた後、「トイ・ストーリー3」のリー・アンクリッチ監督の抜擢でピクサーに移籍して美術監督を務めた堤大介氏。本業の傍ら、国際的なアートチャリティープロジェクト「スケッチトラベル」でも活動の場を広げる彼が、アートで繋がる不思議な「運命の旅」について語る。
Mamoru Hosoda 細田守 (映画監督)
映画「おおかみこどもの雨と雪」が、細田守監督の故郷、富山県を舞台にしていることはよく知られている。同じく2005年の「時をかける少女」では西東京、2008年の「サマーウォーズ」では細田夫人の故郷、信州上田が描かれ、そのロケ地を訪れる観光客も多いという。日常風景の中に切ないファンタジーを見事に織り込む細田監督の視線の先を追いかけた。
Mamoru Oshii 押井守 (映画監督)
7年ほど前から、中目黒の道場まで空手の稽古に通って身体を鍛えているという押井監督。魂と肉体の境界線をテーマに多くの傑作を生み出してきた彼だが、歳を重ね、肉体の衰えを経験するうち、「自分である」という根拠は、記憶ではなく身体にあるのではないかと考え始めたという。そんな彼にとって、あえて記憶を込めたい風景とはどこにあるのだろうか。
今でも、たびたび仕事場の机の下で寝泊まりすることもあるという...
森本晃司の朝は早い。毎朝6時には起床して...
森本晃司が今も敬愛してやまない作家、安部公房の小説...